1: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)18:55:15 ID:pIY
1(中)或日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。広い門の下にはこの男の外に誰もいない。唯、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。
2(二)山椒魚は悲しんだ。彼は彼の棲家である岩屋から外へ出てみようとしたのであるが、頭が出口につかへて外へ出ることができなかつたのである。
3(一)恥の多い生涯を送って来ました。
4(捕)国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。向こう側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落とした。
5(三)それはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。
6(左)道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。
7(遊)幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。父の故郷はそこではなく、舞鶴東郊の志楽である。懇望されて、僧籍に入り、辺鄙な岬の寺の住職になり、その地で妻をもらって、私という子を設けた。
8(右)えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか― 酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。
先発 私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間をはばかる遠慮というよりも、そのほうが私にとって自然だからである。
中継ぎ 山路を登りながら、かう考へた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
抑え 吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
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4: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)18:58:40 ID:Cmv
メロスは?

12: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:06:28 ID:pIY
>>4
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

たしかにこれもいいな

21: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:12:20 ID:T6S
>>12
メロスってこんなに文学っぽかったか
メロスは激怒した。はやけに印象に残ってる

5: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)18:58:53 ID:VaJ
こんなに長い打線初めて見た

6: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)18:59:08 ID:zaZ
四番ほんとすこ

7: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:00:31 ID:Ov5
6番と7番と中継ぎはわからなかった

8: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:03:15 ID:HgC
メロスだと思う

9: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:04:55 ID:pIY
ちょっと読みにくいか
1(中)或日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
広い門の下にはこの男の外に誰もいない。唯、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。

2(二)山椒魚は悲しんだ。
彼は彼の棲家である岩屋から外へ出てみようとしたのであるが、頭が出口につかへて外へ出ることができなかつたのである。

3(一)恥の多い生涯を送って来ました。

4(捕)国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
向こう側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落とした。

5(三)それはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。

6(左)道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。

7(遊)幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。
父の故郷はそこではなく、舞鶴東郊の志楽である。懇望されて、僧籍に入り、辺鄙な岬の寺の住職になり、その地で妻をもらって、私という子を設けた。

8(右)えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか― 酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。

先発 私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間をはばかる遠慮というよりも、そのほうが私にとって自然だからである。

中継ぎ 山路を登りながら、かう考へた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

抑え 吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたか頓と見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

13: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:06:44 ID:9Kn
>>9
優C

10: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:06:01 ID:lb5
読みやすいイッチ有能
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11: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:06:18 ID:YMg
先発ぐう好き

14: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:07:37 ID:AcP
梶井はわりと好きな冒頭

15: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:07:57 ID:cOb
4番と抑えが大正義すぎる

16: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:09:02 ID:zaZ
1 羅生門
2 山椒魚
3 人間失格
4 雪国
5 刺青
6 伊豆の踊り子
7 金閣寺
8 檸檬
先 こころ
中 草枕
抑 我輩は猫である

かな?イッチ教えてクレメンス

20: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:09:59 ID:pIY
>>16
合ってるで

19: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:09:50 ID:HgC
猫はちょっと過大評価されてる印象やな
設定自体は斬新やけど、文章としては「僕の名前は〇〇。普通の高校生だ」的なスタンダード自己紹介やん

22: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:17:14 ID:T6S
羅生門のすごいところは普通に読みやすいってところだよなあ

23: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:20:46 ID:r6m
穴がなさすぎて現代文学の入る余地がない

25: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:38:22 ID:ybD
雪国やろなと思って開いたら雪国やった

26: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:39:41 ID:3kR
檸檬なつかしい。
読んだの何年前やろ

27: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:40:16 ID:sZQ
木曽路は全て山の中であるはダメか

28: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:45:38 ID:fqq
死は必定かと思われた つい鼻の先に、刑務所の壁のように立ち塞がっていた

これが好き

31: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:50:11 ID:UTz
>>28
やっぱり隆慶先生がナンバーワン!

29: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:46:48 ID:pqS
檸檬とかいう隠れた闇文学

30: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:48:13 ID:2Fq
大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。
熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、
浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。

これ芸人の又吉が書いた小説の冒頭やけど、素人目には打線に上がってるやつと大差ないように思えてまう
純文学はワイにはわからん

33: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)20:09:10 ID:bps
>>30
火花やな
二文目は何とも思わんけど一文目は好きやで

32: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)19:52:41 ID:9Kn
太宰は神、はっきりわかんだね

34: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)20:13:00 ID:mLi
山路を登りながら、こう考えた。
知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

35: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)20:14:30 ID:Qfh
イッチが思う名文で打線組んで欲しい

36: 名無しさん@おーぷん 2015/05/16(土)20:22:25 ID:u6G
石炭をば早や積み果てつ。は落選か